西田幸次 原著論文 (2006年度)

Toshiji Kanaya, Yoshiyuki Takayama, Yoshiko Ogino, Go Matsuba, and Koji Nishida
“Precursor of Primary Nucleation in Isotactic Polystyrene Induced by Shear Flow”
Lect. Notes Phys. , Vol. 714, 87-96 (2007)
【概要】剪断流動場下におけるアイソタクチックポリスチレンの構造形成を偏光解消光散乱法および偏光顕微鏡法を用いて研究した。その結果、剪断流動を与えることにより、試料の事実上の融点よりも高い温度領域においても、マイクロメートルオーダーの非等方的な配向構造が存在し得ることが見いだされた。(西田幸次:光散乱装置開発、実験)
Nobuaki Takahashi, Toshiji Kanaya, Koji Nishida, Yoshiaki Takahashi, and Masatoshi Arai
“Rheo-SANS Study on Gelation of Poly(vinyl alcohol)”
Physica B, Vol. 385-386, 810-813 (2006)
【概要】剪断流動がポリビニルアルコール溶液のゲル化に与える影響を中性子小角散乱法用いて研究した。その結果、一定値以下の剪断速度は、高分子鎖の配向結晶化をとおしてゲル化を加速するが、一定値以上の剪断速度は、ゲル化を阻害することが見いだされた。(西田幸次:実験)
Yoshiko Ogino, Hajime Fukushima, Nobuaki Takahashi, Go Matsuba, Koji Nishida, and Toshiji Kanaya
“Crystallization of Isotactic Polypropylene under Shear Flow Observed in a Wide Spatial Scale”
Macromolecules, Vol. 39, 7617-7625 (2006)
【概要】剪断流動場下におけるアイソタクチックポリプロピレンの構造形成を広角・小角X線散乱法、偏光解消光散乱法および偏光顕微鏡法を用いて研究した。その結果、剪断流動は、結晶化を加速するが、非等方的な配向構造を形成するには、ある一定値以上の臨界の剪断速度が必要であることが見いだされた。(西田幸次:光散乱装置開発、実験)
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