佐野雅己 原著論文 (2009年度)
S. Tatsumi, Y. Murayama, H. Hayakawa, and M. Sano
“Experimental Study on the Kinetics of Granular Gases under Microgravity”
Journal of Fluid Mechanics, Vol. 641, 521-539 (2009)
【概要】粉体気体の統計力学的性質を微小重力実験により明らかにした論文。加振された粉体気体の定常状態と冷却状態の粒子の速度分布関数やエネルギーの時間発展を微小重力と言う理想的環境下で初めて測定することに成功した。(早川尚男:理論面を担当、村山能宏:実験の一部を担当)
“Experimental Study on the Kinetics of Granular Gases under Microgravity”
Journal of Fluid Mechanics, Vol. 641, 521-539 (2009)
【概要】粉体気体の統計力学的性質を微小重力実験により明らかにした論文。加振された粉体気体の定常状態と冷却状態の粒子の速度分布関数やエネルギーの時間発展を微小重力と言う理想的環境下で初めて測定することに成功した。(早川尚男:理論面を担当、村山能宏:実験の一部を担当)
K. A. Takeuchi, M. Kuroda, H. Chaté, and M. Sano
“Experimental Realization of Directed Percolation Criticality in Turbulent Liquid Crystals”
Phys. Rev. E, Vol. 80, 051116-1 – 051116-12 (2009)
【概要】非平衡相転移の一種であるDirected Percolationに関する初の検証実験の総合報告。12個の臨界指数、5個のスケーリング関数、8個のスケーリング関係を全て確認することに成功した。(アメリカ物理学会が発行する、特に優れた研究にスポットライトを当てて紹介するPhysicsのViewpointに取り上げられた。Viewpoint commentary Physics 2, 96 (2009)
“Experimental Realization of Directed Percolation Criticality in Turbulent Liquid Crystals”
Phys. Rev. E, Vol. 80, 051116-1 – 051116-12 (2009)
【概要】非平衡相転移の一種であるDirected Percolationに関する初の検証実験の総合報告。12個の臨界指数、5個のスケーリング関数、8個のスケーリング関係を全て確認することに成功した。(アメリカ物理学会が発行する、特に優れた研究にスポットライトを当てて紹介するPhysicsのViewpointに取り上げられた。Viewpoint commentary Physics 2, 96 (2009)
H. Ebata, S. Tatsumi, and M. Sano
“Expanding Holes Driven by Convection-like Flow in Vibrated Dense Suspensions”
Phys. Rev. E, Vol. 79, 066308-1 – 066308-6 (2009)
【概要】高密度の粉体粒子のサスペンジョンは、特異なレオロジー特性を示すため、種々の新しい流体不安定性を生じることが期待される。我々は、サスペンジョンを垂直加振させることで流体層に空けた穴が閉じずに広がる表面不安定性を見出し、そのメカニズムを明らかにするために準1次元系の実験を行い、簡単なモデルとの比較を行った。(早川尚男:粉体動力学に関する議論)
“Expanding Holes Driven by Convection-like Flow in Vibrated Dense Suspensions”
Phys. Rev. E, Vol. 79, 066308-1 – 066308-6 (2009)
【概要】高密度の粉体粒子のサスペンジョンは、特異なレオロジー特性を示すため、種々の新しい流体不安定性を生じることが期待される。我々は、サスペンジョンを垂直加振させることで流体層に空けた穴が閉じずに広がる表面不安定性を見出し、そのメカニズムを明らかにするために準1次元系の実験を行い、簡単なモデルとの比較を行った。(早川尚男:粉体動力学に関する議論)
Hong-Ren Jiang, Hirofumi Wada, Natsuhiko Yoshinaga, and Masaki Sano
“Manipulation of Colloids by a Nonequilibrium Depletion Force in Temperature Gradient”
Phys. Rev. Lett., Vol. 102, 208301-1 – 208301-4 (2009)
【概要】コロイド粒子やDNA分子などの新しい光マニピュレーション法を発見し、そのメカニズムを明らかにした。熱泳動現象は古くから知られているが、泳動の方向や速度は物質に強く依存する。本研究では、溶液中に高分子を加えると、レーザー光集束によって殆どのコロイド粒子がレーザー中心にトラップできることを見出した。また、この現象を定量的に説明する流体力学理論を与えた。
“Manipulation of Colloids by a Nonequilibrium Depletion Force in Temperature Gradient”
Phys. Rev. Lett., Vol. 102, 208301-1 – 208301-4 (2009)
【概要】コロイド粒子やDNA分子などの新しい光マニピュレーション法を発見し、そのメカニズムを明らかにした。熱泳動現象は古くから知られているが、泳動の方向や速度は物質に強く依存する。本研究では、溶液中に高分子を加えると、レーザー光集束によって殆どのコロイド粒子がレーザー中心にトラップできることを見出した。また、この現象を定量的に説明する流体力学理論を与えた。
