谷口貴志 原著論文 (2009年度)
Masataka Sugimoto, Takumi Koizumi, Takashi Taniguchi, Kiyohito Koyama, Katsuhiro Saito, Daigo Nonokawa, and Tsuyoshi Morita
“Melt Rheology of Hyperbranched Polystyrene Synthesized with Multi-site Macromonomer”
Journal of Polymer Science Part B, Polymer Physics, Vol. 47, 2226-2237 (2009)
【概要】デンドリックマクロモノマーにより合成された多分岐ポリスチレン共重合体の溶融レオロジー特性を調べた研究である。結果として、時間-温度換算則の原理が多分岐ポリスチレンの系にも適応できることが分かった。線状のPSと比較して、多分岐PSは多数の分岐が存在しているにも関わらずらず、少し低いゼロせん断粘度を示した。多分岐PS は線状のPSと比較して伸長粘度の増加を示すことが分かった。
“Melt Rheology of Hyperbranched Polystyrene Synthesized with Multi-site Macromonomer”
Journal of Polymer Science Part B, Polymer Physics, Vol. 47, 2226-2237 (2009)
【概要】デンドリックマクロモノマーにより合成された多分岐ポリスチレン共重合体の溶融レオロジー特性を調べた研究である。結果として、時間-温度換算則の原理が多分岐ポリスチレンの系にも適応できることが分かった。線状のPSと比較して、多分岐PSは多数の分岐が存在しているにも関わらずらず、少し低いゼロせん断粘度を示した。多分岐PS は線状のPSと比較して伸長粘度の増加を示すことが分かった。
Yosuke Kadomae, Masataka Sugimoto, Takashi Taniguchi, and Kiyohito Koyama
“エレクトロスピニングにおける紡糸条件と変形挙動の関係”
(Relation between Spinning Conditions and Jet Profile in Electrospinning)
成型加工, Vol. 21, 627-632 (2009)
【概要】エレクトロスピニングにおける印加電圧と相対湿度が繊維の変形挙動に及ぼす影響を調べた。ニードル先端付近の紡糸挙動は揮発性の無いニュートン流体の紡糸の理論挙動に良好に一致することが分かった。また印加電圧が高くなるにつれて平均繊維系は太くなり、ビーズの形成されるようになった。また、湿度の影響として、湿度が低いときの方が繊維径は太くなるが均一な繊維が形成されることが分かった。
“エレクトロスピニングにおける紡糸条件と変形挙動の関係”
(Relation between Spinning Conditions and Jet Profile in Electrospinning)
成型加工, Vol. 21, 627-632 (2009)
【概要】エレクトロスピニングにおける印加電圧と相対湿度が繊維の変形挙動に及ぼす影響を調べた。ニードル先端付近の紡糸挙動は揮発性の無いニュートン流体の紡糸の理論挙動に良好に一致することが分かった。また印加電圧が高くなるにつれて平均繊維系は太くなり、ビーズの形成されるようになった。また、湿度の影響として、湿度が低いときの方が繊維径は太くなるが均一な繊維が形成されることが分かった。
Yosuke Kadomae, Yasuhide Maruyama, Masataka Sugimoto, Takashi Taniguchi, and Kiyohito Koyama
“Relation between Tacticity and Fiber Diameter in Melt-Electrospinning of Polypropylene”
Fibers and Polymers, Vol. 10, 275-279 (2009)
【概要】粘度を一定に保ったまま、ポリプロピレン(PP)溶融体のアタクチック成分とアイソタクチック成分の比を変化させたブレンドPPを作成し、各試料に対し溶融静電紡糸を行った。その結果、PP試料中の高タクティシティ成分の分量が多くなるほど、静電紡糸で形成される糸の直径が小さくなることが分かった。
“Relation between Tacticity and Fiber Diameter in Melt-Electrospinning of Polypropylene”
Fibers and Polymers, Vol. 10, 275-279 (2009)
【概要】粘度を一定に保ったまま、ポリプロピレン(PP)溶融体のアタクチック成分とアイソタクチック成分の比を変化させたブレンドPPを作成し、各試料に対し溶融静電紡糸を行った。その結果、PP試料中の高タクティシティ成分の分量が多くなるほど、静電紡糸で形成される糸の直径が小さくなることが分かった。
Osamu Takiguchi, Masataka Sugimoto, Takashi Taniguchi, and Kiyohito Koyama
“Elongational Behavior of Epoxy During Curing”
Journal of Applied Polymer Science, Vol. 44, 1018-1024 (2009)
【概要】臨界ゲル時間をまたがる待ち時間で硬化させたエポキシ/硬化剤系の伸長流動特性を調べた研究である。この系の動的粘度測定を行い、臨界ゲル時間をWinterとChambonによって提唱されたG’とG’’の周波数依存性の法則に従って決定した。様々な硬化時間で作成したエポキシの伸長流動特性を測定した結果、臨界ゲル時間を超えて硬化させたエポキシは伸長歪み硬化性と架橋したゴムと同じ伸長流動特性を示すことが分かった。
“Elongational Behavior of Epoxy During Curing”
Journal of Applied Polymer Science, Vol. 44, 1018-1024 (2009)
【概要】臨界ゲル時間をまたがる待ち時間で硬化させたエポキシ/硬化剤系の伸長流動特性を調べた研究である。この系の動的粘度測定を行い、臨界ゲル時間をWinterとChambonによって提唱されたG’とG’’の周波数依存性の法則に従って決定した。様々な硬化時間で作成したエポキシの伸長流動特性を測定した結果、臨界ゲル時間を超えて硬化させたエポキシは伸長歪み硬化性と架橋したゴムと同じ伸長流動特性を示すことが分かった。
Masataka Sugimoto, Takashi Taniguchi, Yuji Aoki, and Kiyohito Koyama
“Rheology and Morphology Change with Temperature of SEBS/Hydrocarbon Oil Blends”
Journal of Polymer Science: Part B: Polymer Physics, Vol. 47, 995-965 (2009)
【概要】SEBSへの炭化水素オイルを添加が系のレオロジーと相構造に及ぼす影響を調べた論文である。オイル無添加のSEBSは高温でも非常に長い緩和時間を示し、一方、添加オイルを50wt%添加した系(SEBS-A3)の弾性率G’は温度を上昇させるとODT温度で急激に減少することが分かった。また、様々な温度でAFMを用いてモルフォロジー観察を行い、SEBS-A3は室温から臨界温度まで球状構造を示すことが分かった。
“Rheology and Morphology Change with Temperature of SEBS/Hydrocarbon Oil Blends”
Journal of Polymer Science: Part B: Polymer Physics, Vol. 47, 995-965 (2009)
【概要】SEBSへの炭化水素オイルを添加が系のレオロジーと相構造に及ぼす影響を調べた論文である。オイル無添加のSEBSは高温でも非常に長い緩和時間を示し、一方、添加オイルを50wt%添加した系(SEBS-A3)の弾性率G’は温度を上昇させるとODT温度で急激に減少することが分かった。また、様々な温度でAFMを用いてモルフォロジー観察を行い、SEBS-A3は室温から臨界温度まで球状構造を示すことが分かった。
Takashi Taniguchi
“Self-Consistent Field Theory and Density Functional Theory for Self-Organization in Polymeric Systems”
J. Phys. Soc. Jpn., Vol. 78, 041009-1 – 041009-11 (2009)
【概要】高分子ブレンド、高分子ブロック共重合体が示す自己会合構造の平衡状態を理論的に計算する方法である自己無撞着場理論、密度汎関数理論についてのレビューである。
“Self-Consistent Field Theory and Density Functional Theory for Self-Organization in Polymeric Systems”
J. Phys. Soc. Jpn., Vol. 78, 041009-1 – 041009-11 (2009)
【概要】高分子ブレンド、高分子ブロック共重合体が示す自己会合構造の平衡状態を理論的に計算する方法である自己無撞着場理論、密度汎関数理論についてのレビューである。
