-和文-
井上正志
“「透明樹脂の低複屈折のポイント」(5章1節)”
技術情報協会, 高野宏美, 2009/05/29
【概要】透明樹脂の低複屈折化を目的として,光学パラメーターの概説,高分子の複屈折の起源,共重合方による複屈折の制御,複屈折の波長依存性の制御について概説した.
-英文-
Mitsuhiro Shibayama
“Soft Matter Characterization “Small-angle Neutron Scattering on Gels”, (783-832)”
Springer-Verlag,P. Pecora and R. Borsali,2008/09
【概要】小角中性子散乱による高分子ゲルの研究について、背景、理論、実験などを詳しく解説した。
-和文-
柴山充弘
“21世紀の物質科学「分子の紐で作る不思議なソフトマターの世界」(第12章、p. 171-184)”
培風館,勝本 信吾,末元 徹,2008/05
【概要】柔らかい物質群を総称するソフトマター。なかでも高分子は小さくて単純な分子ユニットが長くつながって出来ている紐状分子であるが、日用品にも宇宙先端材料にも変身する不思議な紐である。また、DNA として遺伝子情報を世代を超えて伝える情報満載の紐にもなる。この分子の紐を自在に操ることによって開拓されている高性能材料、新奇材料を紹介した。
-和文-
柴山充弘
“ポリマーフロンティア21シリーズ ゲル・イノベーション 「ゲルの構造と相転移現象」(第2章、p. 45-80)”
NTS,高分子学会,2008/04
【概要】高分子ゲルの体積相転移の基本について講述し、これまでゲルの不均一性といわれていた現象を不完全性という観点から整理した。そして、不完全性や不均一性と体積収縮の速度論との関係などについて議論した。また、後半では、中性子散乱によるナノコンポジットゲルの具体的解析例を紹介した。
-和文-
田中文彦
“ソフトマターのための熱力学”
裳華房,2009/03/01
【概要】本書の1章はソフトマター簡単な紹介であり,ソフトマター科学の基礎的概念と熱力学との関連を説明した.前半2,3章は大学初年度の物理系,化学系の学科で学習する熱力学の基礎をまとめたものである.物質変換の方法のひとつである相の転換に関する法則を,主として単一成分系に関して記述した.これに続き4,5章は多成分混合系の重要さを強調し,物質変換のもう一つの重要な方法である化学反応に関する法則を記述した.最後に6章では,異なる相が接する界面に関する熱力学法則をまとめた.ソフトマターを機能化する際にはバルクの物質相としてよりも,むしろ表面・界面の性質が重要になるからである.4章以下は大学の専門課程から大学院修士課程で学習する物理化学の熱力学部分に該当する進んだ内容を含んでいる.
-和文-
田中文彦
“新しい架橋システムの開発「ハイドロゲルにおける架橋とその制御」(p.133-142)”
情報機構,松本 昭,2007/03
【概要】化学架橋,物理架橋に関する基礎的な内容を説明し,ゲル化点の同定法や架橋エンタルピーの推定法について新しい提案を行い,ネットワーク構造と弾性率の関係等について解説した.架橋の多重度に注目し,代表的なハイドロゲルに適用した結果を報告した.