Tag : A01著書

松下裕秀 著書(2009年度)

-和文-
松下裕秀,野呂篤史
“自己組織化ハンドブック「ブロックポリマー系」(pp.127-130)”
NTS出版, 國武豊喜, 2009/11/13
【概要】ブロック共重合体は、凝集状態で組成に応じてさまざまな1次元から3次元の周期構造を呈する。その中でも共連続構造は、ブロック共重合体特有の三次元周期構造であり、ABC型線状高分子で現れやすい。一方、ABC星型では二次元周期的なアルキメデスタイリング構造を示す。これは、光学・分離材料等の高機能材料として有望である。

渡辺 宏 著書(2010年度)

-英文-
Hiroshi Watanabe and Osamu Urakawa
“Functional Polymer Blends: Synthesis, Properties and Performance“Component dynamics in miscible polymer blends”(Chapter 12), in press”
Taylor and Francis (CRC Press), Vikas Mittal, 2011/08
【概要】相溶性高分子ブレンドのセグメントダイナミクスとグローバルダイナミクスの特徴を、動的不均一性と協同運動性をキーワードとしてまとめた
-英文-
Hiroshi Watanabe, Yumi Matsumiya, Quan Chen, and Wei Yu
“Comprehensive Polymer Science, 2nd Ed., “Rheological Characterization of Polymeric Liquids” (Chapter 2), in press”
Elsevier, Krzysztof Matyjaszewski and Martin Moller,
【概要】高分子材料をレオロジー的手法を用いて特性解析する際の原理と方法について概説している。特に、絡み合い系の分岐の解析については、分子理論と実験則の併用の有効性を説明している。

高野敦志 著書(2009年度)

-和文-
高野敦志
“超分子 サイエンス&テクノロジー3章3節(P774-781)”
NTS, , 2009/05/15
【概要】ポリイソプレン(I)、ポリスチレン(S)、およびポリ(2-ビニルピリジン)(P)からなるISP星型共重合体を精密合成し、I:S:P=1:2.3:0.8の体積分率比を有する試料においてZnS型球状構造が形成されることを発見した。この構造はIとPの球状ドメインを等価なドメインとみなせばダイヤモンド型構造とみなすことができる。

田中文彦 著書(2010年度)

-英文-
Fumihiko Tanaka
“Polymer Physics—Applications to Molecular Association and Thermoreversible Gelation”
Cambridge University Press, 2011/03/01
【概要】全10章400ページ.4章までが高分子鎖,溶液,ゲル化反応,ゴム弾性に関する基礎的内容.5章で会合高分子溶液の理論を説明.6章は非ゲル化系への応用.7章はゲル化系とくに多重架橋ゲルへの応用,8章はゲルの構造と相転移,9章は組み替えネットワークのレオロジー,10章は高分子-界面活性剤相互作用,水和とゲル化の競合,バイオポリマーのへリックス転移によるゲル化.

柴山充弘 著書(2010年度)

-和文-
柴山充弘
“驚異のソフトマター──機能性ゲル「ソフトマテリアルー機能性ゲルの基礎」(2章,pp.10-18)”
化学同人, 日本化学会, 2010/04/01
【概要】機能性ゲルの基礎として、ゲルとは何か、どのようにして作られるのか、ゲルの歴史と特徴について述べた。また機能化を考えるときに必須なゲルの基本物性として、ゲルの膨潤収縮の熱力学、速度論、力学について理論的な観点から概説した。
-和文-
柴山充弘
“驚異のソフトマター──機能性ゲル「ゲル構造解析」(Part 2 1章,pp.50-56)”
化学同人, 日本化学会, 2010/04/01
【概要】ゲルの構造の特徴は架橋の存在であり、架橋点の導入により、ゲル中での構造の凍結が起こり、それがさまざまな不均一性としてゲル中に存在することを示した。そうしたゲルの構造解析には、散乱法、なかでも中性子散乱がもっとも強力な測定手段であり、コントラストマッチング法やコントラスト変調法などといった高度な解析法により、ゲルの精密構造解析が行われていることを紹介した。

井上正志 著書 (2009年度)

-和文-
井上正志
“「透明樹脂の低複屈折のポイント」(5章1節)pp.247-258”
技術情報協会, 高野宏美, 2009/05/29
【概要】透明樹脂の低複屈折化を目的として,光学パラメーターの概説,高分子の複屈折の起源,共重合方による複屈折の制御,複屈折の波長依存性の制御について概説した.

柴山充弘 著書 (2008年度)

-英文-
Mitsuhiro Shibayama
“Soft Matter Characterization “Small-angle Neutron Scattering on Gels”, (783-832)”
Springer-Verlag,P. Pecora and R. Borsali,2008/09
【概要】小角中性子散乱による高分子ゲルの研究について、背景、理論、実験などを詳しく解説した。
-和文-
柴山充弘
“21世紀の物質科学「分子の紐で作る不思議なソフトマターの世界」(第12章、p. 171-184)”
培風館,勝本 信吾,末元 徹,2008/05
【概要】柔らかい物質群を総称するソフトマター。なかでも高分子は小さくて単純な分子ユニットが長くつながって出来ている紐状分子であるが、日用品にも宇宙先端材料にも変身する不思議な紐である。また、DNA として遺伝子情報を世代を超えて伝える情報満載の紐にもなる。この分子の紐を自在に操ることによって開拓されている高性能材料、新奇材料を紹介した。
-和文-
柴山充弘
“ポリマーフロンティア21シリーズ ゲル・イノベーション 「ゲルの構造と相転移現象」(第2章、p. 45-80)”
NTS,高分子学会,2008/04
【概要】高分子ゲルの体積相転移の基本について講述し、これまでゲルの不均一性といわれていた現象を不完全性という観点から整理した。そして、不完全性や不均一性と体積収縮の速度論との関係などについて議論した。また、後半では、中性子散乱によるナノコンポジットゲルの具体的解析例を紹介した。

田中文彦 著書 (2008年度)

-和文-
田中文彦
“ソフトマターのための熱力学”
裳華房,2009/03/01
【概要】本書の1章はソフトマター簡単な紹介であり,ソフトマター科学の基礎的概念と熱力学との関連を説明した.前半2,3章は大学初年度の物理系,化学系の学科で学習する熱力学の基礎をまとめたものである.物質変換の方法のひとつである相の転換に関する法則を,主として単一成分系に関して記述した.これに続き4,5章は多成分混合系の重要さを強調し,物質変換のもう一つの重要な方法である化学反応に関する法則を記述した.最後に6章では,異なる相が接する界面に関する熱力学法則をまとめた.ソフトマターを機能化する際にはバルクの物質相としてよりも,むしろ表面・界面の性質が重要になるからである.4章以下は大学の専門課程から大学院修士課程で学習する物理化学の熱力学部分に該当する進んだ内容を含んでいる.

田中文彦 著書 (2006年度)

-和文-
田中文彦
“新しい架橋システムの開発「ハイドロゲルにおける架橋とその制御」(p.133-142)”
情報機構,松本 昭,2007/03
【概要】化学架橋,物理架橋に関する基礎的な内容を説明し,ゲル化点の同定法や架橋エンタルピーの推定法について新しい提案を行い,ネットワーク構造と弾性率の関係等について解説した.架橋の多重度に注目し,代表的なハイドロゲルに適用した結果を報告した.