浦山健治 原著論文 (2007年度)
Syoji Nosaka, Takuya Ishida, Kenji Urayama, and Toshikazu Takigawa
“Steady Flow Properties of a Mixed Solvent through a Poly(N-isopropylacrylamide) Gel”
J. Membrane Sci., Vol. 305, 325-331 (2007)
【概要】Poly(N-isopropylacrylamide)ゲル膜に対する水/N,N-dimethylformamide (DMF)混合溶媒の透過挙動を調べた。二流体モデルに基づき、定常状態の混合溶媒の膜透過後の溶媒組成、および流速とゲル網目の摩擦係数の関係を理論的に導出した。また、実験結果から摩擦係数の溶媒組成依存性を評価し、ゲルの平衡膨潤度の溶媒組成依存性と密接に関連していることを明らかにした。
“Steady Flow Properties of a Mixed Solvent through a Poly(N-isopropylacrylamide) Gel”
J. Membrane Sci., Vol. 305, 325-331 (2007)
【概要】Poly(N-isopropylacrylamide)ゲル膜に対する水/N,N-dimethylformamide (DMF)混合溶媒の透過挙動を調べた。二流体モデルに基づき、定常状態の混合溶媒の膜透過後の溶媒組成、および流速とゲル網目の摩擦係数の関係を理論的に導出した。また、実験結果から摩擦係数の溶媒組成依存性を評価し、ゲルの平衡膨潤度の溶媒組成依存性と密接に関連していることを明らかにした。
Kenji Urayama, Ryo Mashita, Ichiro Kobayashi, and Toshikazu Takigawa
“Loading Effect on Swelling of Nematic Elastomers”
J. Chem. Phys., Vol. 127, 144908-1 – 144908-8 (2007)
【概要】非液晶性溶媒中で平衡膨潤状態にあるホモジニアス配向液晶エラストマーの配向方向に一定の荷重を加えたときに生じる変化を実験および理論的に調べた。等方相では荷重によって引き起こされた網目の異方性を減少させるように再膨潤が起こるのに対し、ネマチック相では網目の異方性は相を安定化させるため誘起膨潤が起こらないことがわかった。平均場理論による予測は観察された実験結果と定性的に一致した。
“Loading Effect on Swelling of Nematic Elastomers”
J. Chem. Phys., Vol. 127, 144908-1 – 144908-8 (2007)
【概要】非液晶性溶媒中で平衡膨潤状態にあるホモジニアス配向液晶エラストマーの配向方向に一定の荷重を加えたときに生じる変化を実験および理論的に調べた。等方相では荷重によって引き起こされた網目の異方性を減少させるように再膨潤が起こるのに対し、ネマチック相では網目の異方性は相を安定化させるため誘起膨潤が起こらないことがわかった。平均場理論による予測は観察された実験結果と定性的に一致した。
Kenji Urayama, Ryo Mashita, Ichiro Kobayashi, and Toshikazu Takigawa
“Stretching-Induced Director Rotation in Thin Films of Liquid Crystal Elastomers with Homeotropic Alignment”
Macromolecules, Vol. 40, 7665-7670 (2007)
【概要】膜面に垂直配向した液晶エラストマー薄膜を作製し、初期配向と垂直に伸長したときに生じるダイレクター回転、応力およびポアソン比をひずみの関数として調べた。ダイレクター回転が起こるひずみ域では回転軸方向のマクロ収縮は著しく小さくなること、および伸長応力はほぼ一定になることがわかった。観察されたダイレクター回転に伴う変形モードは、ソフト弾性理論の描像と定性的に類似している。
“Stretching-Induced Director Rotation in Thin Films of Liquid Crystal Elastomers with Homeotropic Alignment”
Macromolecules, Vol. 40, 7665-7670 (2007)
【概要】膜面に垂直配向した液晶エラストマー薄膜を作製し、初期配向と垂直に伸長したときに生じるダイレクター回転、応力およびポアソン比をひずみの関数として調べた。ダイレクター回転が起こるひずみ域では回転軸方向のマクロ収縮は著しく小さくなること、および伸長応力はほぼ一定になることがわかった。観察されたダイレクター回転に伴う変形モードは、ソフト弾性理論の描像と定性的に類似している。
