Tag : A01著書

田中敬二 著書(2008年度)

-和文-
田中敬二,長村利彦
“高分子表面・界面分析法の新展開「異種固体界面におけるガラス転移温度」(第17章)”
シーエムシー出版, 2009/02
【概要】高分子膜中におけるプローブ分子、NBD、の蛍光強度、蛍光寿命、また、その回転緩和時間を評価した。その結果、表面および基板界面近傍における分子鎖熱運動性は膜内部のそれと比較して、それぞれ、活性化および抑制されることが明らかとなった。すなわち、薄膜中の分子鎖は膜厚方向に熱運動性の勾配を有している。エバネッセント励起蛍光寿命測定に基づき、基板界面における高分子のガラス転移温度を直接評価した。その結果、界面Tgの深さ依存性や支配因子が明らかとなった。

櫻井伸一 著書 (2008年度)

-和文-
櫻井伸一
“精密高分子の基礎と実用化技術「高強度PET繊維のX線散乱による精密高次構造解析」(第3章)”
シーエムシー出版, 中浜精一監修, 2008/11
【概要】高強度PET繊維のX線散乱による精密高次構造解析を高輝度シンクロトロン放射光を用いた小角X線散乱、時分割広角X線散乱測定によって行った。

櫻井伸一 著書 (2007年度)

-英文-
Shinichi Sakurai, Hiromichi Bando, Hidekazu Yoshida, Yoshihiro Tsuji, Ryoko Fukuoka, Masahiro Mouri, Katsuhiro Yamamoto, and Shigeru Okamoto
“Chemistry, Physics, and Biology in Macromolecular Science”
Osaka University Press, Takahiro Sato, 2007/12
【概要】選択溶媒を用いてキャストして得られた非平衡の球状ドメインを有するフィルムを熱処理すると、球が一方向にのみ合体し、結果的に得られるシリンダー構造が膜面に対して垂直に自発的に配向する現象を発見した。また、その構造解析をシンクロトロン放射光を用いた小角X線散乱測定によって行った。
-英文-
S. Sakurai, H. Bando, H. Yoshida, Y. Tsuji, R. Fukuoka, M. Mouri, K. Yamamoto, and S. Okamoto
“Chemistry, Physics, and Biology in Macromolecular Science (Proceedings of the OUMS’07), “Perpendicular Orientation of Cylindrical Microdomain in a Block Copolymer Thick Film” (pp. 121-132)”
Springer-Verlag, T. Sato, 2007/12
【概要】シリンダー状ミクロ相分離構造を形成するポリスチレン-ポリエチレンブチレン-ポリスチレントリブロック共重合体を用いて厚みが0.1~0.5mm程度のフィルムを作製し、非常に簡便な手法によってシリンダー構造を膜面に垂直に配向させることができることを報告した。この方法では、まず最初に選択溶媒を用いて溶液キャストしてフィルムを作製し、出来上がったフィルムを高温(150 ~ 200℃)で数時間熱処理するだけである。キャストフィルム中には非平衡な球構造が形成され、その後の熱処理で球同士が膜面に対して垂直方向に優先的に、かつ自発的に合体した。その結果として、 膜面に垂直に配向したシリンダー構造が得られた。