Category : 瀧口金吾G

瀧口金吾 原著論文(2010年度)

Makiko Negishi, Takahiro Sakaue, Kingo Takiguchi, and Kenichi Yoshikawa
“Cooperation between Giant DNA Molecules and Actin Filaments in a Microsphere”
Phys. Rev. E, Vol. 81, 051921-1 – 051921-5 (2010)
【概要】DNAもアクチン線維も生命に不可欠な大量に負電荷を持つ鎖状の高分子である。しかし、DNAはヌクレオチドが連なって、アクチン線維は蛋白質が重合して形成されていることから、それらが持つ自由度は随分と異なっている。本研究では、この2つの高分子をリピッドドロップレットに封入した場合、その直径に依存してバルクの溶液中とは全く異なる挙動局在を示すようになることを実験的に明らかにし、その機構を理論解析した。

瀧口金吾 著書(2009年度)

-英文-
Kingo Takiguchi, Ayako Yamada, Makiko Negishi, Makoto Honda, Yohko Tanaka- Takiguchi, and Kenichi Yoshikawa
“Methods in Enzymology, Volume 464, Liposomes, Part F, (2009) “Construction of Cell-Sized Liposomes Encapsulating Actin and Actin-Cross-linking Proteins” (pp. 31-53)”
Elsevier Inc. Academic Press., Nejat Düzgüneş, 2009/12
【概要】生体内で優れた自己組織化能を示す細胞骨格系蛋白質を人工脂質膜小胞内に組込むための手法についての解説、ならびにそれを用いて得られた知見についての紹介。アクチン線維と同時に組込むミオシンモーターの種類を変えることにより、小胞内で再構成されるアクチンネットワークの分布形状が異なるものになることを示した。

瀧口金吾 原著論文 (2009年度)

Masae Ohno, Tsutomu Hamada, Kingo Takiguchi, and Michio Homma
“Dynamic Behavior of Giant Liposomes at Desired Osmotic Pressures”
Langmuir, Vol. 25, 11680-11685 (2009)
【概要】これまでにもリポソームを用いた膜の浸透圧耐性についての研究は多い。しかし従来のリポソーム調製法を利用した実験手法では、リポソームに任意の浸透圧をかけることは困難で、浸透圧とリポソームの挙動を正確に対応させることが不可能であった。本論文では油中水滴法を用い、内部に水を持つリポソームをショ糖または塩溶液中に作製することで任意の浸透圧をかけることに成功し、リポソームの浸透圧に対する応答を直接観察した。(濱田勉:加えた浸透圧の強さと人工膜小胞の形成から浸透圧に対して応答を示すまでのラグタイムの長さとの関係の理論解析)